2010/10/23

緑濃き、葉山の里山

山仲間たちと一緒に、「MJリンク」という女性の登山サークルをやっています。
11月の企画の下見ってことで、先日、一緒にサポーター(スタッフ)をやっているジッキーとまさみんと3人で、葉山の里山に行ってきました。

そうです、まさみんも「大学山岳部」仲間です。
しかも同い年。私が浪人しているうえに、彼女は早生まれなんで学年は2ツ違うんですが。
大学時代に会っていてもおかしくなかっただろうし、巡り合えていたら、もっともっと楽しかっただろうにって思うのだけれど。
残念ながら彼女と出会ったのは、確か25.6歳の頃。仕事上での出会いでした。

それでも、以来時々一緒に山に登ったり、35歳の秋には、チベットにあるチョ・オユーという山の頂きに一緒に立ったりしています。
こういう仲間ができて、縁が続くのは、大学山岳部の魅力のひとつじゃないかな。
ある時、確か北アルプスの帰りだったか、まさみんと新島々で乗換の電車を待っている時、桜吹雪が舞っていたんですね。
それを見て、「歳とって、ばーさんになったときに、こんな風景を思い出せるね、大学山岳部っていう共通項だけで、同じような気持ちを共有できるのは幸せなコトだね」って話したんです。

下山後の桜吹雪。これは春山で何度も味わっていることで、この季節になれば、春山の色んなことを思い出す……そんな「記憶の玉手箱」の仕掛けってヤツです。

ジッキーと出会ったのは、何年前だか忘れちゃいましたが、かなるが紹介してくれました。彼の会社に、「とっても山が好きな女の子がいるんだ」と。「女の子」は失礼だけれど、なかなか本当に根っからの山好きって、実は少なかったりするから、ジッキーとの出会いも貴重だった。

さてさて、葉山の里山ですが、ここは、ジッキーが生まれ育った土地のすぐ近く。
とっても豊かな魅力ある森と山と川でした。

深くて緑が濃い山の中を歩き、森戸川の源流を歩き、最後には森戸海岸に出るっていう素敵なコース。

こんなに身近に、こんなに深い自然があったなんて、秘密基地を教えてくれたジッキーに感謝。

なお、今回彼女が、MJリンクのために考え出したこのコース、登ったり下りたり、沢を歩いたり、きっちり5時間以上は歩く、充実内容です!
                                              SumikoK

2 件のコメント:

  1. 記憶の玉手箱と里山の記憶。どんな都会育ちでも、形は異なっていても誰にでもあるものだよね。特に自然に対峙すると、デジャブのように蘇ってくるから不思議。そんな出会いも山の楽しみなのかもしれないね。Gen

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  2. はい!
    楽しい玉手箱と里山です。
    明日は、河口湖畔の山へ下見に行ってきます~♪
                         SumikoK

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