ラベル daily life の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル daily life の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/11/20

初冬の行事

みなさんお元気ですか。大町のクリです。
 初雪の舞うこの季節になると信州の山のふもとではにわかに忙しくなります。
車のタイヤ交換に始まり、除雪機の整備などなど週末は遊びにいくこともできません。
 野沢菜漬けもその一つです。信州を代表する冬の漬けものといえば「野沢菜」です。この時期は、一家総出でこの作業にあたります。
 まずは畑から秋くちにまいた野沢菜を収穫します。この段階で野沢菜を土に接触させないで不要な葉っぱなどを包丁で落とします。この作業は長年の経験と高い技術を要します。私も作業の始めにやりますが、手際の悪さに結局のところじいさんの登場となります。写真はじいさん。
 収穫した野沢菜、「お菜」は、丁寧に洗われます。奥のたるで泥などを落とし、手前のたるでゆすぎます。水が冷たいです。温泉の出るところでは温泉水で洗うそうでです。
 ばあちゃんが丁寧に洗います。次の工程のゆすぎ洗いは私の仕事です。
 洗い終わったお菜です。家族6人のひと冬分です。毎日の夕飯に出ます。たるから出して30分くらいで食べないとまずくなります。
 漬けこみ作業です。
ここはじいさんとばあさんの仕事です。日本酒、柿の皮、昆布、自家製みそ三年ものなどをいれます。塩加減が一番重要です。お菜の太さをみて加減します。さて今年はどんな味になるのでしょうか。しかし、作業もこれで終わりではありません。今晩はお菜がどんどん沈んでいき、漬けもの石が転倒してしまうので夜中も見回りしなければなりません。
 私はウイスキーのお湯割りを飲みながらこの報告をしているので、おそらく朝まで起きないでしょう。じいちゃん、さまさまです。
 みなさんも食べころに遊びにきてくださいね。こたつと野沢菜そしてお酒。
 待ってますよ。それじゃね。

2010/12/16

犬じゃらし

私はここのところ、マラソンや駅伝大会に出場するよりその交通整理をやらされることが多いんですが、運が悪いと苦労します。通行止めにしびれを切らした自動車の人から、怒られるんです。

先日は私の相棒が苦労していました。
今にも車から降りて来て殴りかからんばかりの人が、車から降りずに手招きをしたようです。
相棒は素直にそこまで歩いて行き、一通り怒られ、あやまり、最後に「来年からよく考えた方がいいぞ!」と言われて終わったようです。確かに。
怒っている人の気持ちも分かりますよね。30分近くも待たされたんじゃあ。

マラソン大会をやりたい主催者、参加するランナー、交通整理をするボランティア、こころよく見物をする人、迷惑して怒る人。
世の中には常に、いろんな立場の人がいるものです。

私も来年度からは交通整理系の仕事がなくなると思いますので、できれば走る側に回りたいなあとは思っているんですよ。

らいらい軒

2010/12/02

12月、早いですね。

知り合いのところで赤ちゃんが生まれました。
37歳での初産となりましたが、大学院に通いながら資格試験勉強中の出産です。
大学院に入る前はこれがまた、女ながらに年収一千万円を超える仕事を2社渡り歩き、バリバリの美人キャリアウーマンと言ったところでしょう。(女性と美人を強調したのは別に差別ではありませんよっ!)
すごい。

私は既に勉強とか試験というものをやる気がしません。
ヤバいですね。

登山をやっている人にも多かれ少なかれすごい人が多いもので、うちの近所にもいます。
彼は山屋が集まっている会社に勤め、定期的に海外遠征をしています。
遠征で長く会社を休むので、社員さんは遠征以外の時はあまり休みを取れないそうです。

すごい人と自分を比較すると、なんだか微妙な気分になりますよね。
私も毎日充実はしているんですが、もう少し何かやらなきゃあっ、てね。

らいらい軒

2010/11/11

仕事を終えて

偉大なる山岳写真家と言えば白旗史朗先生。

私ごときが勝手に紹介させていただくのも失礼かとは思いますが、19日から「富士フイルムフォトサロン・東京」で、先生の写真展がありますよね。
私も行きます。

私にとっての白旗先生は、写真そのものと同じくらい写真の題名、タイトルにうるさい人。
「うるさい」、いや間違え。
「厳しくて勉強になる」、です。

この投稿のタイトル、下の写真に付けたつもりなんですが、どうですかねえ?
ちょっといまいち?
「俺ならもっといいタイトル付けるぞ!」ってか?

白旗先生的には多分間違いなく、「脚立」ってタイトルにしたら即ダメです。

「そもそも写真がいまいち!」って?
そういうご意見もありますよね。

そのへんも含め、ぜひ行ってみて下さい!

らいらい軒

2010/11/05

ディズニーの夕暮れ

できれば行きたくない場所。
そのひとつがディズニーですね。

私の仲間、いませんか?
人混みと、待たされるのがいやです。
しかし、たまには行かなきゃならない。

それに比べ、山はいい。
山じゃなくても、自然の方面へ遊びに行くのがいい。
 でもまあ、ディズニーの中からでも、外の空を眺めている分には悪くない。
外国の街を旅しているような、若干の雰囲気にも救われます。
らいらい軒

2010/11/03

「見つからないぞ。」

今日庭で見つけたカマキリは茶色でした。

妻は実家で緑色のやつを見つけたそうです。

雷鳥は夏が茶色で冬が白でしょ。

カマキリはもう少し別な理由がありそうです。
(ネットで調べたけどややこしい。)

(とまっているのはクスノキ。)

らいらい軒

2010/11/01

雲海の山々

今一番好きな芸能人。今一番好きな写真家。

と言えば、共に戦場カメラマンの渡部陽一さんです。

うちの子供たちは、テレビに戦場カメラマンが出ると、すぐに録画しておいてくれるんですよ!

いいですよね、あの人の雰囲気。
遠くを見つめるような、キラキラと輝く視線。

私もああなりたい。

でも職業的に無理。
いや、せっかちな性格的に無理。

でもあこがれるな~。

写真は遠くにキラキラと輝く北アルプス北部の稜線。
長野の高ボッチ高原より。

らいらい軒

2010/10/29

「いいけど、うまく撮ってよ。」

「馬蹄形一周」(ばていけいいっしゅう)って言葉、知ってますか?

群馬の谷川岳山域で、馬蹄の形にぐるっと一周する、登山コースのことです。

例えば土合駅をスタートし、白毛門、笠ケ岳、朝日岳、清水峠、蓬峠、武能岳、茂倉岳、一の倉岳、トマの耳、そして天神尾根を下って下山したら馬蹄形の完成です。

私にとってはこのコース、一日で歩ききってこその「馬蹄形一周」、健脚コースです。
学生の頃一度歩きましたが、天神平からはロープウェーで下りました。


客先のSさんは最近、変に登山に凝っています。

登山経験なし、これといった運動もしていず、いきなり山に登ります。
45歳くらいでしょうか。

子供が遊んでくれなくなったのをきっかけに何かやろうと思ったそうですが、そのやり方は普通じゃありません。

私が谷川馬蹄形一周コースの話をすると、心の中でスイッチが入ったようです。
成功するかどうか分からないので黙っていたようですが、私に内緒で行って来ました。
しかも、最後のロープウェーにも乗らなかったようです。

逆に私が「ロープウェーに乗った」と話すと、
「何で乗れたの?」
と言う答えが返ってきました。

それもそのはず。Sさん、天神平に着いた時は既に夜の11時頃だったようです。
それから下山路を迷いながら下山。懐中電灯は一応、持っていたようです。

とにかくゆっくり、マイペースで歩くんだそうです。
途中でひざが痛くなるそうです。
暗くなると、周りに歩いている人がいなくなるそうです。

私が八ヶ岳の話をした時は、やはり夜中、下山を始めて間もなく懐中電灯の電池が切れたそうです。
下山ルートも間違えたようで、下山してから自分の車を探すのに、2時間かかったそうです。

危ないし、やらない方がいい行動ですけど、なんか"いい"ですよね。

あまりルールにとらわれず、気負わず楽しみたいものです。

写真は、Sさんも歩いた八ヶ岳のちょっと近く、女神湖で出会ったワンちゃん。

らいらい軒

2010/10/27

「あつい。」

学生のN君が入部希望してくれたとのこと。よかったですね。
そこで早速投稿しました。
近いうちに会えることを楽しみにしています。

さて、昨夜は妙に寒かったですね。
あれほど暑かった夏が懐かしくなりました。

写真はそんな夏のワンシーン。
前投稿に続き、群馬の赤城山の、鍋割山を登山中。

暑いとこうなります。

この時は、「秋なしですぐ冬になってもいいから、早く夏が終わって欲しい。」と思ったものでした。

らいらい軒

2010/10/26

天声人語

24日(日)の朝日新聞のコラム「天声人語」から。

小説「氷壁」の話から登山家の話になり「知名度と実力がイコールでないことはままある」ということの例に田辺治さんと名塚秀二さんの例を引いていました。
お二人とも亡くなられていますが、謙虚な人柄や淡々とひたむきな姿が印象的だったとあります。

当日の夜8時~のテレビ東京の番組を意識して書かれたと見るのは考えすぎでしょうか。




写真は春真っ盛りの穂高岳です。

                                           やまあつ